不妊治療のお悩みQ&A

お悩みになっている方が多い質問を集めたQ&Aです。

カウンセリングでは、どんな質問でも丁寧にうかがってお答えしています。治療を進めていく中で気になる事やご不安がありましたら、その都度、なんでもご相談ください。

Q

基礎体温で悩んでいます。

A

女性の身体はデリケートですし、複雑なメカニズムで動いています。基礎体温は、排卵の時期を知るための助けにはなりますが、絶対条件ではありません。排卵の時期を知る方法は他にも確実なものがありますから、基礎体温を測ることがストレスになるのであれば、つける必要はありません。
他院から転院してきた方で基礎体温について、「排卵日で下がらない」「体温の上昇(低下)がはっきりわからない」「高温期が短い」「2相性でも排卵していないらしい」など、お悩みをご相談される方が多いのですが、ないよりあった方がいい程度の目安ですから、ご心配は不要です。

Q

基本検査は結果が出るまでにどのくらいの期間がかかりますか?

A

月経周期に合わせて検査を行うため、初診から全ての基本検査が終わるまでには1~2ヶ月かかると考えてください。ただし、年齢や不妊期間の長さ、過去の治療内容によって検査の進め方は変わります。なお、不妊検査は、月経周期に関係なく、いつからでも始めることが可能です。また、検査では最終生理日がいつだったかが重要になります。生理が来た日を必ず記録しておきましょう。

Q

職種と不妊症に関係ありますか?

A

1日中高温の中で働く職業や長時間座っている職業など、熱に弱い睾丸が高温になりやすい仕事と不妊症の関連が指摘されたこともありましたが、就労環境が整ってきた現在では心配することはありません。コンピューターや電磁波についても、特にデータとして報告されているわけではありません。いずれにせよ、仕事によってどれだけのストレスがかかっているかを考えてみる方が有効だと思います。

Q

40代の不妊治療に不安があります。

A

見た目と同じように妊娠しやすさにも個人差は大きいものです。まずは検査を受け、「もっと早くこれをやっておけば」と後で後悔されないよう、はじめからあらゆる選択肢について具体的なデータを基に説明を受けて、カップルでしっかり話し合い、医師にきちんと希望を伝えることが重要です。

Q

性感染症は不妊症と関係しますか?

A

性感染症は女性の不妊や子宮外妊娠、流早産に大きく関係がありますが、男性がその運び屋ですのでカップルお2人が検査を受けることが必要です。
クラミジアや淋菌感染症(淋病)は男性不妊にも大きくかかわっています。菌が睾丸の横にある精子上体(副睾丸)の管を詰まらせて閉塞性の無精子症を引き起こす可能性があるためです。

Q

タバコとお酒はやめた方がいいですか?

A

タバコは女性だけでなく男性不妊症とも関連性が深く、受動喫煙でも精子数の減少やED(勃起障害)などの悪影響が指摘されています。お酒は、ほどほどでしたら男女ともに問題はありません。

Q

過去の病気や手術経験は不妊症と関係しますか?

A

女性の場合、婦人科の病気は不妊の原因になりますので、まずはしっかり治療を受けてください。
男性では、オタフク風邪などによる高熱や鼠径ヘルニア(脱腸)が、不妊に大きく関係しています。鼠径ヘルニアでは、幼い頃に手術を受けた際、誤って精管を縛られてしまうことがあります。これは4回に1回起こっていると言われています。精管が縛られている場合には、睾丸から直接精子を採取することで解決が可能です。

Q

子宮筋腫があり、妊娠できるか不安です。

A

当院でかなり大きな子宮筋腫を腹腔鏡手術で取って、その後体外受精で妊娠、出産したという患者さんが何人もいらっしゃいます。まずはご相談にいらしてください。

Q

妊婦さんを見ると落ち込んでしまいそうで不安です。

A

当院は産婦人科の診療も行っており、不妊治療から出産までトータルに診療できることを強みとしていますが、ストレスになる方ももちろんおられると思います。その際には専門の信頼できるクリニックをご紹介しています。副院長は不妊治療をメインとしており、赤ちゃんを授かった患者さんに関しては引き続き出産まで診察を行っています。経過を知っているのでよりきめ細かくサポートすることが可能です。「この診察室に来ているおなかの大きな方は不妊治療で妊娠した人」とお伝えするとそれが励みになるケースもあります。ご不安があったら遠慮なくご相談ください。

Q

体外受精を何度か試してもダメでめげそうです。

A

回数を重ねるとトンネルに入ったような気持ちになってしまうことがあると思います。不妊治療はあきらめる時を決めるのがとても難しいものです。顕微授精やアシステッドハッチング、腹腔鏡手術、さらに卵子や精子の第3者提供、代理母など、あらゆる選択肢について現実的なデータや情報をしっかり得た上で、カップルのお2人が「いつまで」「どこまで」治療を受けるのかをじっくり話し合ってみてください。

Q

妊娠しやすい期間には、毎日セックスするべきですか?

A

ベストコンディションの精子は、禁欲後5~7日のものです。毎日セックスするより、禁欲期間をきちんと設ける方が妊娠率は上がります。また、禁欲期間がそれ以上になると質の悪い精子が混じってしまうのでご注意ください。

Q

子宮の「前つき」「後ろつき」によって、妊娠しやすい体位はありますか?

A

これは全くの迷信です。後で逆立ちをするというようなことも特に効果はありません。

Q

精子が少なく動きが悪いと言われました。

A

精子が少なく動きが悪いのが精索静脈瘤という病気が原因である場合には、泌尿器科で治療を受け、手術で大きく改善させることが可能です。ただし、精子の数や動きの様子は、検査した時のコンディションによっても大きく変化することがあります。元気な精子だけを確保する方法もありますので、まずはご相談ください

Q

精液の色や濃さが気になります。

A

射精できているのでしたら、全く問題はありません。

Q

勃起時の硬さや角度は関係ありますか?

A

見た目では判断できないので、まずは検査を受けてみましょう。

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